近畿フィルハーモニー管弦楽団について


 美しい響きで名高い「いずみホール」での定期演奏会、秋のファミリーコンサート、
東大阪市で第九演奏会を行う大阪のアマチュアオーケストラです。
 前身は近畿大学OB交響楽団、1999年に近畿フィルハーモニー管弦楽団に改称し、
今では近大OB以外の団員が多くを占めています。
 音楽監督兼指揮者の岡田良機氏をはじめ、指揮者の木村俊明氏、近年は客演指揮者
として井村誠貴氏、朝倉洋氏、今西正和氏、白谷隆氏、木下麻由加氏らを迎え、弦楽器
トレーナーとして橋本安弘氏に継続的に指導を仰ぎながら、より演奏水準の高い社会人
オーケストラ目指して真摯に研鑽を重ね、前進を続けています。
 現在団員は60名弱ですが、大学や一般のオーケストラ経験者、音大卒業者など、
20代から60代までの幅広い年齢層のメンバーが在籍しており、互いを尊重しあう
誠実な雰囲気の楽団です。
 またJAO(公益社団法人日本アマチュアオーケストラ連盟)に加盟しており、夏の
全国大会にはこれまで多くのメンバーが参加し、貴重な経験を持ち帰ってきました。
 東大阪市の第九演奏会からは20年以上の長きにわたって演奏依頼を受け、信頼と
定評を頂戴しています。
 ファミリーコンサートや地域の第九演奏会、公開リハーサルなど、クラシック音楽を
気軽に楽しんでいただけるよう、精力的な取り組みを続けています。

指揮者・トレーナーについて


<常任指揮・音楽監督>

 岡田 良機
  昭和38年、京都市立音楽短期大学(現・京都市立芸術大学)卒業。関西新人演奏会に出演。
 オーボエを岩崎勇氏、指揮法を青山政雄氏に師事。音大在学中より大阪フィルハーモニー交響楽団にて研鑽。
  卒業と同時に大阪フィルに入団。オーボエ首席奏者として11年間在籍。独奏、管弦合奏など室内楽の演奏会
 にも幅広く活躍。昭和49年、作曲家・外山雄三氏からオーボエ協奏曲を贈られ、京都芸術会館にて初演し
 好評を博した。
  同年、宝塚歌劇団に移籍。昭和57年、宝塚歌劇団オーケストラの指揮者に就任する。当団の他、
 近畿大学文化会交響楽団の指揮などアマチュア・オーケストラの育成にも多大な貢献をしている。



<弦楽器トレーナー>

 橋本 安弘
  6歳よりバイオリンを始め,1975年大阪音楽大学音楽部器楽科を卒業。
 その後,大阪フィルハーモニー交響楽団にバイオリン奏者として入団。
  当団の他、近畿大学文化会交響楽団の弦楽器トレーナーを務めるなど、
 アマチュアオーケストラの指導にも注力している。



これまで共演した指揮者やトレーナー


<指揮者>
 木村俊明 12月の「第九」(東大阪第九シンフォニー合唱団主催),2月の城東区第九演奏会にて共演
 井村誠貴 第7回,8回ファミリーコンサートにて共演(客演指揮)
 朝倉洋 第9回ファミリーコンサートにて共演(客演指揮)
 今西正和 第10回、11回ファミリーコンサートにて共演(客演指揮)
 白谷隆 第12回、15回ファミリーコンサートにて共演(客演指揮)
 木下麻由加 第13回、14回ファミリーコンサートにて共演(客演指揮)


<これまで指導を受けたトレーナー>
 朝倉洋,久住雅人,吉田治人,今西正和,高昌帥 各氏